日本初上陸のシンガポール発高級ティーサロン「TWG Tea 自由が丘」オープンレポート

2010年5月25日、シンガポール発の高級ティーサロン「TWG Tea 自由が丘」が海外第1号店としてオープンしました。

前日に開催されたプレス発表会のレセプションに、「幸せのケーキ共和国」mixiコミュニティメンバーでもある人気ブロガー、ガレットさんと伺ってきました。
お店の見所やチェックしたいお菓子など、ガレットさんのレポートと共にご紹介します。

ガレットさんは、本格的なヨーロッパ菓子のお教室を主宰する一方、「ガレットのお菓子日記」というブログを執筆し、注目を集めている人気ブロガーさんです。

————————————————————
レポート執筆:ガレットさん

●「TWG Tea」とは?
2010年5月25日(火)、シンガポール発高級ティーサロン「TWG Tea自由が丘」が海外第1号店としてオープン。
「TWG Tea」は、世界36カ国の農園から取り寄せた800種の茶葉からなるオリジナルブレンド、高級感あふれる落ち着いた内装が人気のサロン。
日本では260種の茶葉を揃え、茶葉を使用したスイーツや料理をギャラリーのような優雅な空間で楽しむことができます。

自由が丘駅南口改札すぐ横(徒歩0分)に現れた贅沢な空間。
オープン前日にセレモニー&プレス試飲会が開催され、「幸せのケーキ共和国」mixiコミュニティメンバーの担当記者として、代表の平岩理緒さんとご一緒させていただきました。

生菓子はこのトローリーの中から選ぶ

生菓子はこのトローリーの中から選ぶ


これは試食用ではなく、見本としてディスプレイ。
トローリーは固定されていて、お客さんはこれを見て生菓子を選びます。

●オープニングセレモニー
入口で緑茶ベースのチェリーオイルとローズ風味アイスティーをいただいて、会場内へ。
セレモニーは、TWG Teaと提携する東急グルメフロントの木村知郎社長のスピーチからスタート。
“クオリティを見極める目が高い、紅茶・スイーツの聖地ともいえる自由が丘”にオープンする豊富と、英国東インド会社の貿易港として発展したシンガポールの多くのスピリッツを融合させる文化の魅力を語ります。

左からTWG Tea創始者 マノージ・ムルジャニ氏、東急グルメフロント 木村知郎氏、TWG Tea創始者 タハ・ブクディブ氏

左からTWG Tea創始者 マノージ・ムルジャニ氏、東急グルメフロント 木村知郎氏、TWG Tea創始者 タハ・ブクディブ氏


続いて創始者タハ・ブクディブ氏が、世界中の厳選された花やスパイスをブレンドしたお茶の味とラグジュアリーな雰囲気のミックスにより、新しい上質なサロンができたとお茶愛好家の方々に言っていただけるのではないかと挨拶を。

●試飲・試食タイム

ミニサイズでお味見 国産抹茶のフィナンシェ他

ミニサイズでお味見 国産抹茶のフィナンシェ他


シェフパティシエのフィリップ・ラングロワ氏は、世界各地のホテル、ティーサロン等でパティシエとして活躍。Fouquet’s在任中にミシュラン2つ星を獲得。パリのマリアージュフレールで15年間シェフパティシエを務めた後、シンガポールへ。

TWG Teaでは、ほとんどのお料理やお菓子に茶葉を使うことが特徴。
ラングロワ氏は、お茶の香りをほんのりさせながらお菓子の味も崩さない、見た目も芸術的なお菓子を創造する第一人者。

Earl Grey Fortune Tea入りマドレーヌには、はっきり茶葉の香りを感じます。
お茶が気に入れば、その場で同じものを買って帰ることもできますね。

フィンガーサンドイッチはカリッと焼き上げて

フィンガーサンドイッチはカリッと焼き上げて


2時~5時のティータイムセットは2パターン。
≪シック≫ 2,300円
紅茶・フィンガーサンドイッチ・トローリー内の生菓子1品又は焼き菓子2品 2段トレイ
≪セレブレイション≫ 2,800円
(同上)+マカロン3種 3段トレイ

サンドイッチは『フォアグラサンド』又は『スモークサーモンとマスカルポーネサンド』から1品、『キュウリとEarl Grey Fortune Tea風味のクリームチーズサンド』又は『Moroccan Mint Tea風味のトマトサンド』から1品を選ぶ方式。

英国式ほど薄くはなく、一味加わった風味のある美味しいサンドイッチでした。
試食は他に、サラダも。

エキゾチックな色の茶筒

エキゾチックな色の茶筒


お茶の種類は膨大。『桜』など日本名も目につくものの、特に日本向けに作られた製品というわけではなく以前から扱う品。
緑茶というと日本茶と思いこみがちですが、中国茶にも緑茶は数多い。

お茶の名前はインスピレーションでつけられています。
アメリカ大統領選の時に白茶を使ったお茶に『ホワイトハウス』と名付けたり。

『TOKYO-SINGAPORE』は淡い色合いの緑茶

『TOKYO-SINGAPORE』は淡い色合いの緑茶

さっぱりとした後口に、レモングラスのような香りが追いかけてきます。茶葉の中には花弁も。

また、こちらでは、260種全ての茶葉をアイスティーでも提供。

個性的な名前の茶葉が並ぶ

個性的な名前の茶葉が並ぶ


「今日はちょっと旅行に行きたい気分だから『ウィークエンド』」と名前から選んだり、花の名前を言ってその香りのお茶を探してもらったり楽しみ方は色々。
どんなお花や果物が好きかを言い、それにあうものを提案してもらうことも。

2010/6/2|取材・レポート
PAGE TOP