日本経済新聞電子版「今週の3つ星スイーツ」44回目:サヴァラン&ババ編の選考&コメントをしています(5/12)

日本経済新聞電子版「ライフ」コーナーで毎週木曜更新の「今週の3つ星スイーツ」

第44回は、洋酒のたっぷり効いた「サヴァラン&ババ」を取り上げました。

首都圏近郊の店舗から10店を厳選して食べ比べた結果、以下のお店が登場しています。

トシ・ヨロイヅカ「ババ」
カー・ヴァンソン「サヴァラン・オランジュ」
ミラベル「サヴァラン」

番外編(お酒の風味をより楽しむなら)
ラ・ヴィエイユ・フランス「サヴァラン・オ・フリュイ」

もともと、「サヴァラン」は、「ババ」をヒントに生まれたもの。
「ババ」はレーズンが入った生地でブション形と言われるコルクの形をしており、「サヴァラン」はレーズンなしの生地をリング状のサヴァラン型で焼いてクリームなどを使用します。
「ババ」は、18世紀、フランスに亡命してロレーヌ地方を統治したポーランド王、スタニスラス・レクチンスキー公のもとで生まれたもの。
この地の伝統菓子「クグロフ」が乾燥してパサパサになったものを、故国ポーランドのお菓子をヒントに、お酒をかけて美味しく生まれ変わらせたものと言われます。
彼はこのお菓子に、お気に入りの『千一夜物語』の主人公になぞらえて、「アリ・ババ」という名前をつけたというのです。
その後、ルイ15世がレクチンスキー公の娘と結婚し、父から伝えられた「アリ・ババ」が宮廷にも伝わります。
当時、宮廷に仕えた菓子職人ストーレー氏が、自分の店で作るようになったと言われ、現在も、パリの老舗「ストーレー」に継承されています。

今回から、日経スイーツ選定委員会の専門委員に下井美奈子さんも参加されました。
「今週の3つ星スイーツ」は、しばらく隔週の更新となります。
次回の更新は、5月26日(木)予定です。


2011/5/12|メディア掲載のお知らせ
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