2023年9月28日（木）、別所哲也さんがナビゲーターを務めるラジオ『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』に出演。
早くも9月よりスタートし、10月に本格的なシーズンを迎える2023年クリスマスケーキ商戦について、今年の特徴やお勧めを解説しました。

都内のホテルや百貨店は、10月予約開始が主流。個人店はもう少し遅く11月頃からが一般的です。最近は、働き方改革の影響もあり、クリスマスケーキも限定数販売が多く、人気の品は、10月頭に予約完売してしまうことも珍しくありません。
今年の、ホテルのケーキ全体の傾向として、抹茶や柚子、国産フルーツなど「和」や「日本」を感じさせる素材使いが増えています。コロナ禍の間に、国内の優れた素材を改めて見直したところ、新たな出会いを得られたということも多かったようです。加えて、円安で海外からの輸入素材の価格が上がっていることも1つの理由であり、原材料や光熱費など様々な値上げを踏まえつつ、クリスマスという特別な機会だからこそ、ちょっと贅沢して本当に美味しいものを食べたいというニーズに応えたケーキが目立っています。
また、最近は、お客様の様々なニーズに応えて、特にホテルではグルテンフリーや卵不使用、ヴィーガン対応のケーキなども見られます。また、SDGsを意識し、食品ロスを減らす取り組みのケーキなども登場しています。

●「ザ・キャピトルホテル 東急」の「ブッシュ・ド・ノエル」長さ27×7cm
　予約開始10月16日～
　香りと甘みが特長の熊本県産 “美玖里（みくり）”という、あまり一般に出回らない栗と、愛媛県産の中山栗という2種の和栗クリームに、フランス産の栗のコンポートも使用。3種の栗の味が楽しめる、栗好きにはたまらない1台。
　切り出した木をイメージし、大きなのこぎりを添えた姿もユーモラスな、細長くスタイリッシュなブッシュ・ド・ノエル。いが栗をモチーフにしたブロンドチョコレートムースのトッピングや可愛らしい。
　ほうじ茶が香るスポンジには米粉を使用し、最近、注目度の高いグルテンフリーのケーキ。

●「パレスホテル東京」の「ビュッシュ ド ノエル」＜限定50個＞ 長さ22×7cm
　予約開始10月1日～
　小麦粉や卵を使用せず、米粉100％、カカオの風味豊かに仕上げた1台。
　濃厚なカカオのバタークリームをサンドし、粒々ナッツ入りのビターミルクなショコラのグラサージュで周囲をコーティング。ケーキの上にはショコラのクリームと薄いショコラの板を飾り、チョコレートカラーのみのシックな姿。
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