J-WAVE『STEP ONE』でNHKニュース「菓子メーカー 新型コロナ影響で売り上げ激減 支援の動きも」を解説&各地のおすすめお取り寄せスイーツご紹介(5/7)
2020年5月7日(木)放送のJ-WAVE『STEP ONE』で、気になるニュースの裏側から光を当てるコーナー「BEHIND THE SCENE」に出演。
NHKニュース「菓子メーカー 新型コロナ影響で売り上げ激減 支援の動きも」にフォーカス。各地の菓子店の現状や打開策について解説し、地元の生産者の素材を使ったおすすめのお取り寄せスイーツもご紹介いたしました。
●「巌邑堂(がんゆどう)」の「季節の和風ぜりー」
明治4年に浜松に創業、現在は5代目の内田弘守氏が継ぐ老舗和菓子店。
地元・浜松市三ケ日町のブランド名産品「青島みかん」をふんだんに使用した、とろけるような濃厚な食感のぜりーをはじめ、夏みかんぜりーは、よりさっぱりと。
和菓子店らしくゼラチンではなく寒天を使用し、素材に合わせて食感を変えている。初夏になれば青梅ぜりーも登場予定。
2019年に、日本橋高島屋のリニューアルで新たに支店がオープンしたが、現在、日本橋高島屋の地下食品売り場は営業しているものの、従業員の方の安全など検討し、東京の店舗は休業中。
●「引網香月堂(ひきあみこうげつどう)」の「巣ごもりセット 銘菓で富山旅♪」
富山県高岡市の和菓子店が、富山に旅してお土産を選ぶような気持ちになれるよう、人気銘菓を少しずつ色々詰め合わせたお得なセット。
8世紀に遡る奈良時代、『万葉集』の編纂にあたり、代表的歌人でもある大伴家持が国守として赴任したことから、「万葉集の里」として知られる高岡。
そんな高岡ならではの代表菓子、梅の蜜煮入り大福「万葉の梅園」。
「富山の薬売り」にちなみ、富山産のえごま・米粉・小麦粉を使用したサブレ生地に、シナモン、ジンジャー、クローブ、カルダモンのスパイス類を練り込み焼き上げた「越中富山やくぜんサブレ」。
和のバウムクーヘンをイメージし、小麦粉や乳製品、白砂糖を使わずに、甜菜糖、黒糖、富山県産米粉、麹から作られる甘酒、白餡に、菜種油を少量と旨味のある岩塩を隠し味にした「よごと ハーフ(カカオ)」などの詰合せ。
「よごと」は、現在のご当主は4代目の引網康博氏が、「もしも昔、富山の港にバームクーヘンが伝わっていたなら・・」とイメージして開発したお菓子。『万葉集』の最終歌、「新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)」にちなみ、積み重なる層のように、召し上がる方に吉事(よいこと=よごと)が訪れるようにという願いが込められている。
●「フランス菓子 トワ・グリュ」の「ジェラート・ソルベ」
1984年創業の老舗フランス菓子店。熊本県が県産食材のエキスパートに委嘱する“くまもと「食」の大地親善大使”に任命されているお父様の三鶴眞一と、東京やフランスで修業した二代目の三鶴康友シェフが、共に地産地消にこだわったお菓子作りに励む。
6個入り、12個入りで好きな種類を選べる。ジェラートは、阿蘇産ジャージー牛乳、珍しい熊本県産抹茶、熊本県産くり、天草産塩キャラメルなど。
ソルベも、網田産ネーブル、植木産パッションフルーツ、熊本産イチゴ、熊本産ブラッドオレンジと、地元産フルーツを使用したものが揃う。
洋菓子店は、3-4月の卒業・入学等の式典の祝い菓子をはじめ、冠婚葬祭の需要が大きく減少。
「トワ・グリュ」の場合、熊本空港で一部商品を販売。熊本唯一の百貨店「鶴屋」にも支店があるが、利用客も減少し、臨時休業や短縮営業など厳しい営業状態に。
今年4月16日に熊本地震から4年目を迎えた熊本は、熊本城も修復工事中で、ますます観光に力を入れたいところだったが、減速はやむを得ない状況となっている。
番組HPより、内容のまとめをご覧いただけます。
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