静岡放送SBSラジオ『IPPO』で2021年バレンタインのトレンドとお勧めお取り寄せチョコレートをご紹介(1/28)
2021年1月28日(木)放送の静岡放送SBSラジオ『IPPO』で、2021年バレンタインのトレンドを解説しました。
今年はコロナ禍への配慮から「おうちバレンタイン」の傾向が強く、お取り寄せできるチョコレートが早い時期から種類豊富に揃っています。また、海外のシェフ達が来日できない状況もあり、日本国内の作り手や生産者への注目が特に高まっています。世界全体を見ても、カカオ農家や環境に配慮した「SDGs」を目指すチョコレートもトレンドの一つです。お取り寄せできるお勧めの品をご紹介しました。
●「ホテル雅叙園東京」「花宴 はなのえん」
東京・目黒の「ホテル雅叙園東京」は、映画『千と千尋の神隠し』の舞台のモデルとなったと言われる「百段階段」で有名。
館内の雰囲気にもよく合った、まるで和菓子の上生菓子のような手の込んだ繊細なボンボンショコラ8種のアソート。
ガナッシュの中に醤油味で焦がしたあられも忍ばせた「焦がし醤油」、青じそを使ったガナッシュ入りの「紫蘇」をはじめ、「梅」、「日本酒&黒豆」など、“和”を感じさせる味わい。
今の季節ならではのフレッシュのみかんを絞ったコンフィチュールと、ヨーグルト味のガナッシュを2層に重ねた「蜜柑&ヨーグルト」は一押し!
完売次第終了。
●「OKINAWA CACAO(オキナワカカオ)」「新生姜と月桃のチョコレート」(松屋銀座限定)
さとうきび糖で炊き上げた沖縄県北部やんばる(山原)産の新生姜のコンフィに、沖縄でよく知られたハーブでシナモンのような風味の「月桃(げっとう)」が香るチョコレートををかけた、お茶のお供にもぴったりの品。
「月桃」は沖縄で、料理やお茶に用いられるショウガ科の植物で、オキナワカカオの自社畑に自生する月桃を使用。コロナ禍で影響を受ける地域経済や日本の農業を支えたい、という思いも込められています。
完売次第終了。
●「RAU(ラウ)」
「iro-iro」6粒
「iro-iro」9粒
2019年12月に京都にオープンした話題のパティスリー。コスタリカ産のカカオ豆を厳選し、一粒のチョコレートの中に様々な情景の「色」を表現。中身のボンボンショコラもパッケージも菱形で揃えられ、洗練されたデザインが目を引く。
「Beni」は日本の山に自生する「野いちご」と、日本を代表する果実「柚子」を組み合わせるなど、国産素材も積極的に使用。
人工的な色素を使わず、独自の天然色素を開発。水溶性の色素でカカオバターに溶けないためそのままでは発色しないが、石臼で20ミクロン程まで細かくすることでカカオバターにもとけ込み発色するという。また、フランボワーズやカシスなどを煮詰めて水分を飛ばし、石臼で細かくすることでカカオバターと分離しないようにして使用するといった工夫をしている。このようなナチュラル嗜好は、ヨーロッパを中心に、最近のトレンドの1つとなりつつある。
●「Dari K」「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」
2021年の「おうちバレンタイン」ニーズを反映して、おうちで手作りできるチョコレート菓子のセットなども人気。
その最たるものが、カカオ豆から自分でチョコレートを作ることができる、家で手作りするDIYチョコレートキット。
このブランドは、インドネシア産のカカオを使い、現地の農家と共に品質向上に取り組み、その生活環境の向上も目指している。カカオ農家や環境保持にも配慮した、サスティナブルなチョコレートのトレンドとも合致した、「SDGs」を目指すチョコレートと言える。